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猫背から生首まで
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今日読んだ漫画はこれだ!



オザキミカ「君と話がしたいのだ。」


猫のくまとクールな青年しんのすけはお互いの言葉がわかり、意思疎通しながら生活している。
猫好きにはたまらない、「ああ私もうちの猫と話せたらいいのになあ」と悶絶する漫画。

5ページ程度のエピソードが27本。
毎回読むたびに「いいなあ…」とためいきが出ます。
絵がかわいい。
猫のくまは謙虚でしたたかで優しくも猫っぽい性格。
猫のくせにたまに難しい言葉を知ってる。かわいい!

読んでたらなのちゃんのことが愛おしくてたまらなくなりました。
なのはいつも何を考えてるのかな。



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多分アーバンギャルドの「セーラー服を脱がないで」を聴いて書いた作品。
そのまんまですね。
生徒と教師というのは兄と妹と同じく私の中で普遍的な妄想テーマです。
でも先生はいつか離れていっちゃうので、やっぱりお兄ちゃんがいいです。
2010年4月に書いたやつ。


「さよならノイズ」

 雨の日によくあるような片頭痛と耳鳴りがあの日からずっと治まらず、頭の中では電波を受信し損ねたラジオのような音が終始響いて止みません。よく晴れた空はすべてを溶かしてしまうほどの青さで、春の風に揺れる桜の花の薄桃色とのコントラストは死にたくなるほど美しく、今すぐにでもここから飛び降りてしまいたくなります。
 先生、覚えていますか。あの日、深く刻み合った傷の理由を。先生にならいくら傷を付けられても構わなかった。先生は優し過ぎるから、先生の手で私を汚して傷付けて欲しかった。そして私を記憶の底に刻み付けて、一生忘れずにいて欲しかった。先生、私は信じています。いつか先生が私を思い出した時、罪の意識と後悔によって夜も眠れないほど苦しみ、嘆き、涙を流して私の名前を呼ぶことを。
 教師と生徒であることはどこまで行っても変わらない事実で、先生はそれをずっと気にしていましたね。でも先生、私たちは教師と生徒である以前に男と女です。私は先生が好きで、一日中先生のことばかりを考えて何も手に付かず、先生の姿を見掛ければ自分のもので無くなったように心臓は激しく脈打ち、居ても立ってもいられなかったのです。先生が私の名前を呼ぶたび、私の耳は恥ずかしげもなく真っ赤に染まりました。先生はそんな私を知っていたでしょう? だからあの時、先生が言う「あやまち」を犯してしまったのではないですか?
 教師という皮を脱ぎ男に戻った先生は、鍵の掛かったあの美術室の小さな隙間でセーラー服を脱いだ女の私を抱きました。私が先生の名前を呼ぶと大きな手のひらで優しく口を塞ぎ、官能に満ちた声を耳元で囁きましたね。その秘密めいた仕草や流れるような手付きと視線で、私は生まれて初めての痛みと快楽を知りました。両目から勝手に流れ落ちる涙のしずくにキスをして、大きな腕で抱き締められたあの瞬間の喜びを、頭の悪い私は何と言い表すのか知りません。先生の黒い髪の毛とうっすらと汗ばんだ肌のにおいは私を快楽の淵に立たせたまま、虜にさせ、それから何度も私たちはあの小さな隙間で一つになりました。
 最初に誘惑したのは君だ、と先生は言います。無力で臆病な私はただ先生を遠くから見つめることしか出来なかった。それを敏感に読み取り、拾い上げてくれたのは先生です。私たちはしばしばこのことで論議を重ねました。結局いつも答えは出ないまま、私たちは体を重ねることでそのどうでも良い話を収束させました。物事の始まりに理由など無く、それは恋愛に関しても同じで、恋の始まりに理由など要らないのです。
 そして当然の如く終わりはやって来ました。私は、この恋がいつまでも続くものだとは思っていなかった。先生には家庭があるし、可愛い子供と少し気の強い奥さんが居て、そこに私が入り込む余裕も権利も無いことを、私はちゃんと知っていました。
 少しの小細工をして、私は先生に嘘を吐きました。優しい先生を騙すことは胸が痛んだけれど、これは女の私を弔い私を許す作業です。このままこの恋を続けていても苦しくなるだけ、私は先生に対する愛情が暴走し、先生に迷惑を掛けることをひどく恐れました。
 先生は驚き、狼狽し、強く私を抱き締め涙を流しました。その瞬間、大きく地面が歪み、私の頭にぽっかりと空いた穴の中にあのノイズが流れ込んで来ました。先生に傷を付けた罰として、私はこの雑音とも耳鳴りともつかない痛みを一生抱えて生きて行くのです。私は先生に忘れられることを恐れるのと同時に、私自身が先生を忘れてしまうことが怖かった。私たちは同じ痛みを抱えて生きて行くのです。この小さな隙間で狂おしく愛し合った証として。
 桜が咲くにはまだ早い、冷たい空気に包まれたその日、私は卒業しました。私の中には私でないもう一人の人間が居て、それは明日の午後には消えて居なくなり、四月になれば私はこの町を離れ、都会にある大学に進学します。
 卒業式のあと、先生と私はまだつぼみにすらなっていない桜の木の下で、小さなお墓を作りました。あと数十時間後には消えてしまう小さな命と、私たちが過ごした甘い蜜のような時間のお墓です。
「ごめんな」
 先生の大きな手のひらが私の頬に触れ、今にも泣き出しそうな瞳がこちらを向いていました。悪いのは私、一番の卑怯者は私です。それでも私は先生に出会い、恋に落ちてしまった。先生は最後まで優しくて、その言葉は私を余計に苦しませるということを無垢なあなたは知りません。私たちは人目を気にしながらも、肩を寄せ合って泣きました。これで良かったのです。私たちは男と女であるのと同時に、教師と生徒であり、それは卒業した今も変わらない事実なのですから。
 白熱灯に照らされた硬い台の上で、何度もあの小さな隙間での行為を思い出していました。先生は今日も変わらずに教壇に立ち、何事も無かったかのように古文を諭すのでしょう。麻酔が効き始め、頭の中に流れる雑音の音量が上がって行きます。先生、先生、何度呼んでももう届かない場所にあなたは居ます。さよなら先生。冷たい金属音に混じって、遠くであなたの柔らかな声が聴こえた気がしました。




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ここ数年で大分健康的な思考に落ち着いた(と自分で勝手に思っている)私ですが、10年前はガッチガチのメンヘラでした。
薬ばっかり飲んでいたので10年前~結婚初期の記憶がほぼありません。
結婚も、当時出会った男の人と勢いでしてのちのちひどく後悔する羽目になりました。
男も断ればいいのに…お互い馬鹿だったんですね。
そのうち娘を妊娠し薬を飲むのをやめたらすぐに健康を取り戻して、向精神薬とは一体何だったのか、と思った記憶があります。
用法容量をきちんと守って飲めばそんなことはないと思うけど、私の場合はもう本当めちゃくちゃに飲んでいたので(眠剤抗鬱剤メジャーマイナーごちゃまぜで50錠くらいいっぺんに飲む)、それをすっぱりやめたらそりゃ健康にもなりますよね。
多分妊娠しなければ私はそのまま死んでいたと思います。
何度か首も吊ったし、車にも轢かれそうになったし、当時の夫には相当なトラウマを植え付けました。
メンヘラは厄介です。
自分が健康になってからはメンヘラちゃんとお付き合いをすることがなぜか多いのですが、自分もこんなに厄介だったんだな、と思って反省、はしないけど、元夫は本当に馬鹿だなあと思います。
とっとと捨ててくれれば良かったのに。
そんな私ですが、そのまま死ねばよかったのに死ねなかったのは生きることが自傷そのものだったからではないかと今は思います。
多分根がMなんだと思うのですが、自分を苦しめること、そういう状況に自分を追い込むことが好きなんです。
今も必要以上に予定を詰めてうぎゃー!ってなることに快感を見出しています。
死にたい→でも生きてればもっと苦しみを味わえる→じゃあ生きるか、というわけのわからない思考をしていたのですね。
だから何をやるにも苦痛だったし、生きていることも本当に、今すぐにでもやめたいと常に思っていました。
いつでも死ねる準備をしていたし、遺書は毎日書いていました。
それなのにやめられなかったのは、生きることが自傷の一つだったからではないかなと思います。
生きていればつらいことばっかりあります。
人と関われば関わるだけ傷付きます。
でもそれがいつか報われる、いいこともあるよ!という健常者の思考には追い付かず、その苦しみをより味わいたい、という思いから生きてしまったのです。
厄介ですね。
今はやり残したこともたくさんあるし死にたくないという思いの方が強いです。
その分健康になったんだと思います。
厄介だったあの頃の自分のおかげで今も生きているなんて、本当に厄介ですね。
最近になって過去の自分を振りかえることが増えて、あの時の自分が何を考えていたのか少しずつ分かるようになりました。
ずっと自分が何を考えているか分からなかったのです。
それだけ大人になりました。

何を言いたいのかというと、メンヘラとは付き合わない方がいい、ということです。
厄介です。
お気を付けて!

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2月の終わりにおのちゃんとお写真撮ってきました。
テーマは「家出少女」。

私も過去に家出をしたことがあるのですが、そのときは一人暮らしをしていた時なんですよね。
一人暮らしのくせに家出とかわけわかんないですね。
でもなんか家にいたくなくて、適当なバッグに着替えを詰めて、特急かもめ(長崎~博多間運行)に乗って博多まで行ったんです。
そのころが人生で一番薬を飲んでいた時で、家出中の記憶はほとんどありません。
中洲をふらふら歩いていたらソープランドの黒服の人に声を掛けられたりとか、親不孝通りのファミリーマートを出たところでサラリーマンっぽいおっさんに「お嬢ちゃんいくら?」って腕を引っ張られたことはよく覚えています。
家出して多分カプセルホテルみたいなとこに泊まって2日くらいで自宅に帰ったのですが、当時喧嘩をしていた母が家の掃除をしていてくれたのにはびっくりしました。
そんな私の家出体験です。

ここに書けないこともいっぱいあるけど、それはまたいつか!

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この曲との出会いは1月、マリナちゃんの個展を見にキワマリ荘に行ったときにやっていた昭和世俗本展覧会にでかでかと貼られたポスター。
それを見て何やこれは…と思ったのですが、マリナちゃんが「もうこの曲やばいから!聴いてみて!」と言うので数日後に検索して聴いてみたのがきっかけです。
そしてマリナちゃんとカラオケに行ったとき、彼女は完璧にこの曲を歌い上げ、私の頭からもう離れなくなりました。
「後から前から」ってすごいタイトルだよね…
二本刺しってことか…




あと全然関係ないけどこのPV見るとマリナちゃんっぽいなと思います。

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2/23~3/1のげんぱつ

2/23(土)
みゆたんと撮影でした。
なのがうつってる…



ワンピース MILK
カーディガン ユニクロ
タイツ 猫のまたたきタイツ


2/24(日)
マリナちゃんと娘と5時間カラオケした。



ブラウス F.i.n.t
JSK イノセントワールド
カーディガン ユニクロ
タイツ グリモワール


2/25(月)
出勤!



ブラウス Amavel
スカート F.i.n.t
カーディガン ユニクロ
タイツ tutuanna


2/26(火)
ふくにゃんとカレー食べた。



ブラウス ブルーローグ
ショートパンツ mozoの安い服屋で2000円のやつ
カーディガン earth music&ecology
タイツ tutuanna


2/27(水)
おのちゃんと撮影でした。
鏡きたねえ…



カットソー on the couch
カーディガン ユニクロ
キュロット F.i.n.t
タイツ tutuanna
帽子 earth music&ecology


2/28(木)
出勤!



ワンピース E hyphen world gallery
カーディガン ユニクロ
タイツ tutuanna


3/1(金)
出勤!



ブラウス archives
スカート mozoの安い服屋で買ったやつ
カーディガン ユニクロ
タイツ tutuanna


年が明けた時、今年はちゃんと毎日おしゃれをしよう、と決めたのにどんどん適当になっていく…
もっとおしゃれしよう…

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今週読んだ漫画じゃなくて先々週くらいに読んだ漫画の話になってる…
漫画読む時間が無いよー!忙しすぎて時間なくてつらいよー!
自分で決めたことだし自業自得なんですけどね…

というわけで今回の漫画はこれだ!



吉富昭仁「しまいずむ」3巻

この方の漫画が大好きで大体読んだのですが、百合漫画を描かせたら秀逸だと思います。
「しまいずむ」はタイトルの通り姉妹2組がの姉がそれぞれの妹を好きになって萌えちゃう、ただそれだけの話です。
ぎとぎとしたエロは無く、乳も陰部も出て来ませんがそこがなぜかエロい。
しかも妹たちは小学生だ!
ロリ×百合、こんなに素晴らしいものが読めるこの日本という国に生まれて良かったなと思います。
因みに3巻は最終巻で、主人公の彼女たちとはまた別の姉妹2組が出てきます。
この姉妹たちもまたそれぞれとお付き合いをしていて、百合が4組なわけです。
私はサキちゃんというちっちゃいゴスロリの子が好きです。

前も書きましたが私は本当に百合が好きです。
何だろう、この上手く言えないけどドキドキする感じ。
そう、ときめきです。
百合にはときめきがあります。
私もかわいい女の子ときゃいきゃいしたいなあ、と思いつつ、想像しているうちが一番幸せなのはよく知っています。
なので漫画で百合成分を補充し、ときめいて想像するわけです。
百合って、いいよね…

吉富昭仁さんの漫画は「地球の放課後」も好きです。
百合ではないけど、ちょっと不思議なのにのんびりしたSFです。

百合は正義!

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プロフィール
HN:
原発牛乳
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1984/09/21
職業:
おかあさん
趣味:
おひるね
自己紹介:
かわいい女の子の写真を撮ったり行き過ぎた妄想を小説にしたりしています。
名前はアレだけど別にこわい人じゃないです。
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