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猫背から生首まで
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今日は弥富野鳥園に行く予定だったのに生憎の雨であった。
げんぱつは鳥が好き。
先月行った掛川花鳥園でのこの表情からもおわかりであろう。



昔はそんなに鳥に興味があったわけじゃないのに、いつの間にか鳥が好きになっていた。
でも特別詳しくもないので、わー鳥だー!と騒ぐレベル。

今日は雨なので弥富野鳥園に行くのは無しになるかなと思っていたけど、お昼ごはんにつけめんを食べたあと、あれよあれよという間に野鳥園まで連行されていた。
どんどんひと気のない道(大型トラックばかり)の道を進んでいくので、このままメタラーの恋人に殺されて海に捨てられるのかと思ったけど違った。
「野鳥のみなさんは野鳥園がここにあるのを知って集まってくるのだろうか」
という私の質問に対し、
「野鳥が野鳥園の場所を知っているというより、野鳥が集まる場所に野鳥園を作ったんだよ」
と優しく答えるメタラー(41歳)。
よく考えたら当たり前のことであった。

野鳥園の隣には馬のトレーニングセンターがあった。
車で走っているときに馬を乗せたトラックが前にいて
「今!私の!前に!馬が!馬がいる!!」
と興奮してしまった。
鳥の隣に馬がいる。
弥富ってすごいところだなーと思った(小並感)。

雨が降っていたのに傘を忘れたので、野鳥園の隣を走りながら木にとまる大量の野鳥のみなさんを見てめちゃくちゃ興奮した。
木に果物がなるように鳥がとまっていた。
スピーカーかと思ったら鳥だった。
林の中に鳥がいっぱいいる。
これはすごいことだ…(しかも結構家から近い)。
駐車場に車を停めて、傘がないから車の中から野鳥を眺めた。
駐車場からはあまり見えなかったので、鳥に関する私の妄想を披露したらちゃんとそれに付き合ってくれたメタラーはえらい。
野鳥園は近いのでまた晴れている日に行こうということにして野鳥たちに別れを告げた。

野鳥園に行ったのに今日撮った写真これしかなかった。



(※イメージ)とは…

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去年の12月25日に撮ったこの孤独部の写真がTumblrでもうすぐ3000リアクションを迎えようとしていてとても不思議な気分になる。
私の知らないところで誰かの目にとまり、私の知らないところで誰かが世界中に広めてくれている。
私は特別有名になりたいわけではないので、おーすげーなー!と結構他人事なのだけど、よく考えたら写真をインターネット上に公開するということは誰かの目に触れる、すなわち誰かを救う可能性も傷付ける可能性もあるということなんだなと夏頃に気が付いた(今更)。

私が好きだった女の子が死んでしまったとき、お葬式の日に親族の方から「あなたの写真を見たが死や自殺を連想させるものが多くて辛かった」ということを言われて、私は全くその可能性を考えていなくてびっくりしたし物凄く申し訳なかった。
私の知らないところで私が撮った写真が誰かを傷付けているということ。
言われるまで気が付かなかった私は無神経なのかなと思ったけど、それは別にその子のことを考えて撮ったとかそういうことではないし、私はその写真を撮ることで自己表現をしている(=私自身は救われている)のでどうしたら良いのかすごく困った。
今すぐその写真を消してもその子が生き返るわけでもなく(生き返るならとっくにやってる)、私の知らないところで写真を見た人がいて、それがたまたま死んじゃった女の子の親族で、ただタイミングが悪かっただけなのか、でもやっぱりこういう写真を撮ったり小説を書くのをやめようかなとか、ごちゃごちゃ考えたけど、考え過ぎてもうわけわがわからなくなって忘れた。
私の特技は嫌なことをすぐ忘れることで、切り替えがとても早い。
だからまた暴力的な写真(「宇宙の底」みたいな)も撮ったし、過去に書いた自殺とか死とかをテーマにした小説を本に纏めた。

私が写真を撮るのも小説を書くのも全部自分を救済するためのことで、そりゃ誰かに評価されたり褒めてもらえたらめちゃくちゃ嬉しいけど、誰かに感銘を与えようとか傷付けようとかそんなこと考えたこともない。
だけど私が知らないところで誰かが傷付いていたならごめんねって謝りたいという気持ちもある。
自分が産んだ子どもが誰かに迷惑を掛けたら私も謝るし、作品は子どもみたいなものだから、誰かを傷付けたらちゃんと謝りたい。
でもそれで私が傷付けたいという気持ちがあったわけではないことも一緒に伝えたい。
今まで何も考えずに死をモチーフにしたものばかりを作って来たけど、私はまだ生きていてこれからも多分結構長生きする。
でも生きていくためには作品を生み出していきたくて、その作品が誰かを傷付けるなら私は死んだ方がいいのかな?とかよくわからなくなる。
死なないけど。
何でこんなに生と死に執着するのか自分でもよくわからない。
ただ好きだから、という理由しかない。
まだ見ぬ誰かのために好きなことを我慢しなきゃいけないのはやだなーと思って、私はまだ作品を作り続けているし、これからも死をモチーフにし続けると思う。

何が言いたいのかよくわからなくなってしまった!
インターネット上に写真や小説を公開するというリスクのことを考えていたらだらだら書いてしまった。
あの子が亡くなってからもう4ヶ月以上が経った。
私はあの子と一緒に作品を作りたかったなあって今も思っている。



それでもやはり少なからず影響はあるのか、最近の写真は大分明るくなったと思う。
お葬式の直後はもう死をモチーフにするのをやめようとも考えたけど、今は好きなものを作っていけたらそれが死でも百合でも私自身だなと思う。


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今日は「おとなのための実写版暗黒絵本シリーズ2 女の子教」のメンバーと打ち上げという名のパジャマパーティー兼撮影でした。
女の子教はこれだよ!





先日発売したお話+写真の作品集です。
1冊800円、シリーズ3冊セット購入で2000円になります(宣伝)。

今日はその中のメンバー6人と私で、前回の撮影中話に挙がったパジャマパーティーをしました。
ドレスコードはもちろんパジャマ!
そしてモコモコ靴下!
私は撮影する側なのになぜかパジャマを新調して今日に挑みました。













↑正座でマリナに説教されるの図

まだPCに入れてないけど、6人で撮った写真はこんな感じ!



女の子とパジャマとドーナツとおふろっていう、私が大好きな女の子像を詰め込んでみました。

以下の写真は参加者の香宮さん(とあと誰か)が撮って加工してくれたもの。
みんな可愛くてやばい。
鼻血出る。







































最後はなぜか私も撮ってもらいました。
このスタジオなぜか寿司の食品サンプルがあったんや…
最近おしゅしブームが来ているので「おしゅしだよっ」が挨拶がわりでした。

10時に集合して解散したのは18時。
8時間って仕事してるとすごく長く感じるけど、今日は本当あっという間で時間が足りなかった。
毎日こんだけ楽しいといいのにな〜

今日は腹筋が崩壊しそうになるまで笑ったり、甘いものに囲まれながらめちゃくちゃな下ネタを話したり、女の子とうっかりちゅーしてしまったり、本当に幸せな一日でした。
今回の写真は来年5月の個展で公開予定(その前にいくつかtumblrに上げます)。
作品集も新たに作る予定なのでお楽しみに!

女の子って本当にかわいい。
いくつになっても私は女の子教の信者です。

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downyのライブを観に大阪まで行ってきた。
downyは9年前に活動休止して、今年再始動したポストロックバンド。
ゴリゴリのベースと頭がおかしいんじゃないかってレベルの変拍子を打つドラムと歪みまくりのギターと何喋ってるかわからないボーカルという最強のメンバーで成り立っています。
私が知った時にはもう休止したあとで、何百回とCDを聴いてももうライブに行けないんだなってすごく悔しかった。
だから、今年再始動のお知らせがあってから絶対ライブに行こうと思っていたのです。

大阪ってすごく近く感じてしまっていて、気が付いたら13時過ぎで、娘の銀行口座を作ったり新しい腕時計を買ったりしていたらあっという間に16時になっていた。
16時発の近鉄特急に乗らないと間に合わないなーと思っていると16時に間に合うように行動を取ってしまって、結構のんびりになってしまう。
これは多分財布にあるだけお金を遣ってしまうのと多分同じことだと思う。
よろしくない!

でもちゃんとギリギリに会場に着いて、寒い中開場を待った。
今日は本当に寒かった。
手が千切れるかと思った…
中に入ったらまだ2段目が結構空いていたので、2段目の最前に立ってわくわくしていた。
のに!開演近くになって段差(30センチくらい)+私の身長よりも背の高い男の子が前に来てあああああ…ってなった。
もっと身長がほしいです(ちょっとずれたらステージがよく見えた)。
因みに会場の男女比は6:4くらい。
久々に男子率の高いライブに行った。

開演が10分くらい押して、暗転。
「おかえりー!」とか「待ってたよー!」とかの声の中、静かにメンバーが出てきてものすごくドキドキした。
でも次の瞬間、1枚目のアルバムの1曲目「酩酊フリーク」のイントロが流れて全身に鳥肌が立った。
目の前でdownyがライブをしている、という状況を上手く飲み込めないまま音の波に飲まれてしまって、頭がとても混乱した。
スクリーンに流れる映像が気持ち悪くて(褒めてる)、悪い夢を見ているようだった。
私がdownyを聴き始めるきっかけになった「左の種」が5曲目か6曲目くらいに流れたときは、全身の毛穴が開いて体が物凄く熱くなった。
この曲がなければ今ここに立っていないんだなって思うと感慨深い。

downyに出会った6年前の今頃は第二次クソビッチ絶頂期で、セフレが5人くらいいて全員にdownyのCDを焼いてすすめていた。
その中でちゃんと聴いてくれた人は多分いなかっただろうけど、ロキノン系が好きな人が多かったから、最近のdownyの活動を知って私のことを思い出したりするのかな?と思ったりもする。
そのあとに元彼(今度コミケで一緒に売り子してくれる人)と出会って全員とフェードアウトしてしまったからその後は知らないけど、みんな元気で幸せならいいなと思います。
ライブを観ながら、そんなdownyをずっと聴いていた時期のことを思い出したりして泣きそうになったり、少し寂しくなったりした。
あの頃に戻りたいとは思わないけど、あの頃の私も結構好きだったな、って。
あの頃は自分のことあんまり好きじゃなかったけど、今思うと若くてかわいいなーと思う。
若さって二度と戻って来ないんだなって、最近強く思います。

ライブの時間は1時間半くらい。
ほぼMC無しで最後に青木さん(ロビンの方)が喋っただけ。
久しぶりに音を聴きにいくライブでした。
でも青木さん(裕の方)の色気が凄まじくて、あーやっぱりバンドマンっていいなーと思ってしまった。
前見えてなくない?ってくらいの前髪ってエロいんだよ…
アンコールは無しで、ロキノンアンコール(拍手がどんどん早くなる)のあとロビンさんが出てきて「もう無理!」って苦笑いしてた。
でも「また絶対来るから!」って言ってくれたので、またライブに行けたらいいな。

帰りは駅まで歩くのが面倒でタクシーで新大阪まで。
タクシーのおじちゃんに人生相談されることに定評のあるげんぱつですが、今日は運転手さんに娘自慢をされて心が和みました。
心に余裕があると何言われても許せる!
22時発の新幹線に乗り、帰宅したのは23時半頃。
大阪の滞在時間は4時間くらいで、本当にライブを観に行くだけの遠征でした。

大阪は近いからもっと行きたいなと思うけど、大阪にあって名古屋にないものってMIHO MATSUDAとエミキュくらいだし、行きたいライブが無ければあんまり行くことなさそう。
今回も3月の鬱まつりぶりの遠征だった。
一人で夕方から電車に乗って遠い場所に行くのはすごく切ない気持ちになって、外はどんどん暗くなるし、iPodから流れるdownyの曲は悪夢みたいだし、外は寒いしそれだけで泣きそうになった。
これで関西にお兄ちゃんでもいたらこの感情を一緒に分かち合ってくれたのに、生憎私は一人っ子である。
いつでもどこに行っても誰といても私はひとりで、心のどこかにこの感情が絶対にある。
大人になったらなくなるかなと思ったりもしたけど、この年になってもなくならないし、きっと死ぬまで私はひとりでこの感情と寄り添って生きていかなくてはならない。
6年前によく考えていたことを思い出した一日でした。
明日は撮影なので寝ます。


おわり

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アーバンギャルドの「前衛都市学園スクールカーストツアー」の名古屋公演に行ってきた。

チケットを買った8月のツアーの時は新栄のアポロシアターで、後ろじゃ殆ど何も見えない、ぎゅうぎゅう詰めの会場だったけど、今日は3月の鬱まつり以来の名古屋クアトロ。
平日だからか後ろの方はかなり余裕があって、私と娘がいた上手側のカウンターからはサポートのリウさん以外は全員よく見えた。
娘も休憩を何度か挟みながらライブを楽しんでいたようだ。

思えば初めて娘がアーバンのライブを観てから3年半が経った。
保育園に通っていた娘はもう小3だ。
今日着ていた赤い水玉のワンピースは私のお下がりで、体も随分大きくなった。
でも大人に比べるとまだ小さいために人が沢山いる場所ではステージ上が見えないことの方が多い。
身長152cmの私ですら厳しいこともあるのだから、それは当たり前だろう。


娘には今回のライブに行く前にこう伝えてあった。
「来年からはアーバンのライブに行くのはちょっとお休みする。娘が中学生になったらまた一緒に行こう」
それを聞いて娘は目に涙を浮かべ、
「アーバンのライブに行きたい!」
と訴えてくれたけど、私自身思うところが沢山あって、来年以降のライブはちょっと控えようかなと考えていたのだった。

それは元メンバーY氏のことが原因といえばそうでもあるんだけど、それに伴って出てきた不要な情報と叩きによって疲れてしまったからという方が正しい。
同じ音楽を聴いてそれを楽しんでいる者同士仲良くやれたらそれでいいのに、仲良くは出来なくとも互いに干渉せずそれぞれに楽しめたらいいのに、全員が全員そうではなかったのだということに気付いてしまって、人間不信と言えば言い過ぎだけど、なんかもうとりあえず疲れた。
音楽だけ、ライブだけを楽しめばいいのに、アーバンギャルドというバンドの持つ性質のせいかなかなかそうはいかないようで、でも私は日々平穏に、ストレスを何も感じずに生活をしたい。
それならばライブからは離れるのが一番良いのでは、という結果である。
私には他にも好きな音楽が沢山あって、それらに興味を持っていかれている部分もある。
4年も同じバンドを追いかけていれば必ずどこかでそういうことは起こるだろうとは予想していた。
だから今回のことはただのきっかけに過ぎなくて、遅かれ早かれこうなることは自分でも何となく分かっていたんだ。


天馬さんにTwitterをフォローされたのは4年と少し前、まだTwitterを始めたばかりの頃だった。
当時の天馬さんはフォローの数とフォロワーの数がほぼ同じで、私のアカウントは多分当時プロフィールに書いてあった「メンヘラ」という単語から辿り着いたのではないかと思う。
とりあえずリフォローはしてみたものの、当時他のバンド(主にART-SCHOOLなどのロキノン系)のライブにばかり行っていたせいであんまり興味は持たなかった。
時折流れてくるツイートも流し読みしていたし、当時はTSUTAYAにも音源が置いてなかったので、YouTube以外にどういうバンドなのかを知る方法がなかった。
しかもYouTubeでアーバンのPVを初めて見たのは「少女は二度死ぬ」「少女都市計画」を買った後である。
それくらいその時はどうでもよかった。

2009年の年末、自分へのお年玉だ!とAmazonでCDを10枚くらい注文した。
その中に「少女は二度死ぬ」と「少女都市計画」があった。
とりあえずフォローされてるし聴いてやるか!くらいの気持ちだった。
聴く前に歌詞カードを開いてメンバーの顔を初めて見た時は、正直微妙だな…と思った。
ぱっと見華が無いバンド、という印象だった。
それでも買ったからには聴いてみよう、そう思ったのが忘れもしない2010年1月1日のことである。
そこから私の人生は大きく変わってしまった。


初めて行ったライブは2010年2月の大阪、難波ロケッツでの東京ゲリラのイベント。
その頃にはもう毎日アーバンしか聴いてなくて、絶対ライブに行きたい!と思っていた。
当時はライブを観るために遠征なんてしたことがなくて、初めての遠征もアーバンだったんだ。
ライブ前に物販でフラッグを買い、ドキドキしながらアーバンの出番を待った。
でもこのイベント、8組くらいのバンドが出る超長丁場で、アーバンが始まるまでに6時間くらいかかった。
しかも他のバンドを全く知らず、白塗りだし変なバンドばっかだしファンは怖いし早く帰りたいとさえ思っていた。

当時観たバンドの中に鍵山さんがいたことは最近知った。
しかも2バンド掛け持ちしていた。
あんまり他のバンドのことは印象に残らなくて(ストロベリーソングオーケストラとサンドイッチで120分?は強烈だったので結構覚えてる)、早く早くと待ち遠しかった。
アーバンを初めて観たライブは、最前で天馬さんの真ん前だった。
今でもどんな靴を履いていたか鮮明に思い出せる距離。
よこたんは茶髪だったし天馬さんは黒髪だった。

そこで聴いた「オペラ・オペラシオネル」が本当に格好良くて、私は今でも一番好きな曲を聞かれたらこれを挙げる。
「明日こそホームから飛べるんだ」という歌詞に何度救われたかわからない。
あの頃は今よりもずっとメンタルがヘラっていて、一日に一回は「死にたい」と思っていた。
その中に突如としてぶち込まれた「明日こそホームから飛べるんだ」という歌詞は、別に飛ぶのは今じゃなくていいんだ、明日でもいいんだ、という気にさせてくれた。
この曲が無ければ今この世にいなかったかも知れない。
というのは言い過ぎだけど、それくらい思い入れが強い曲だった。


それから何度かアーバンのライブに足を運び、家や車で一緒に聴いていた娘もライブに行きたいとせがむようになった。
でもまだ娘はその頃「未就学児」で、ライブハウスには連れて行けなかった。
娘が初めて行ったライブは「傷だらけのマリア」のインストアライブ。
大阪のタワーレコードNU茶屋町店だった。
娘に水玉のワンピースを着せ、音楽が聴けるようにヘッドフォンとiPod shuffleを持たせた。
その日の娘の写真を見ると本当に小さい。
幼児!って感じがする。
そんな娘を連れて行ったライブではなんと握手会があった。
CDを1枚買えば全員と握手が出来たので、自分と娘の分を2枚買った。
瀬々さんは小さい娘のためにわざわざしゃがんで握手をしてくれて、それ以来娘はずっと瀬々さんのファンである。
天馬さんには「君もアーバンギャルドを聴くのか!?」と聞かれてちょっとびっくりして怯んでいたのを覚えている。
よこたんに書いた手紙をちゃんと渡せたと喜ぶ娘の顔はとても嬉しそうだった。

それから私は足繁くアーバンのライブに通い、娘も小学生になりライブハウスデビューを果たし、昨年は全国ツアーを全通した。
今年もアーバンのライブに沢山行った。
来年も沢山行くだろうなと今年のはじめには思っていた。
だけど人は変わるしバンドも変わる。
先に述べたように私はアーバンのライブと距離を置くことを決めていたから、今日がお休み前の最後のライブだった。


チケットをなぜか4枚買ってしまっていたため、マリナとたんぱく質ちゃんを誘った。
2人ともアーバンは初期の頃から知っているけれど、ライブは久々だった(マリナは10月の筋少との対バンが久々だった)。
誘ってがっかりされたらどうしようという思いもあったけど、蓋を開けてみれば本当に良いライブで、セトリも物凄く豪華、私の好きな曲ばかりだし新曲まで!
サポートを加えた新しいバンド編成は物凄くかっこよくて、今まで見てきたアーバンのライブの中でトップ3に入るほどのインパクトだったと思う。
サポートが入るだけでこんなにも変わるなんて思ってもみなかった。
もちろん良い方向に変わってくれて、サポートのお2人は本当にすごい。
特にバンドバージョンの「都市は優しい」が凄く良かった。
音源が欲しい。
あと私が一番好きな「オペラ・オペラシオネル」をアンコールで聴けたのが嬉しかった。

絶対泣くだろうなと思ったけど、結局泣けなかった。
私はもう4年前の私とは違うし、それなりに色々な経験を積んで少しだけ大人になった。
泣いてばかりいた私は、幸か不幸か本当にたまにしか泣けなくなってしまった。
それでも「明日こそホームから飛べるんだ」という歌詞は今でも私の心を強くしてくれる。
この言葉があるからこそ明日も生きられるんだ。
いざとなったらホームから飛べばいい、今はまだその時ではない。

ライブの後、会いたかった友達に沢山会うことが出来た。
友達がほとんどいなかった私は、アーバンのライブを通じて本当に沢山友達が出来た。
ライブに行けば誰かに会えたし、話をしてくれる人が誰かしらいた。
それこそスクールカースト最下層だった頃には考えられなかったことである。
アーバンギャルドというバンドは私に人との出会いの場を与えてくれて、人と人を繋げてくれた。
そこから新しい作品も生まれた。

思えば4年間というのは、私が結婚していたのと同じ期間である。
結婚していた頃はとても長く感じた4年間だったけど、アーバンを追いかけていたこの4年間は本当にあっという間だった。
これからも音源が出ればCDを買うし、情報は常に追いかけて行くと思う。
少し近付き過ぎてしまったから、それを調整するだけ。
だから娘が中学生になるまでバンドを続けていてほしい。
久々にライブを観て「うわー!アーバンめっちゃかっこよくなったなー!」って思わせてほしい。
次のライブがいつになるかわからないけど、それに期待している。


さよなら私の青春。
さよなら、アーバンギャルド。

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ここ1ヶ月ほど私の燃料は不二家のピーチネクターです。
毎日2本までに我慢してるけどめっちゃうまい!
小学生の頃、祖父の家に缶のピーチネクターが沢山冷やしてあって、それを夏休みにぐびぐび飲んでいたことを思い出す。
我慢出来なくなって箱買いしている。
麻薬よりは優しいドーピング。



今日は娘が朝から咳ごほごほしてたので、フライヤーも作りたいしわしも休むか!と思ってサボってしまった。
私は殆ど仕事を休むということをしたことがなく(社会人として当たり前だけど)、休んだのは多分2月が最後とかそんくらい。
だから職場に連絡するとめちゃくちゃ心配される。
私は何ともないので心が痛む。
でも今日は働く気力がなかったからいいや。

今日はクリマとコミケで配るフライヤーを作っていた。



来年の個展と、その作品集のお知らせ。
両面カラーだよ!
初めてまともにIllustratorを使ったけど、勝手な苦手意識を持って敬遠していたのがもったいないと思えるくらいさくさく使えて便利だった。
これからはどんどん使って行こうと思います。
フライヤーが届くのは12月3日くらい。
いっぱい刷ったのでもらってね!

あとはドライヤーが壊れたので新しいのを買いに行った。
エディオンのドライヤーコーナーの前で20分くらい悩んで、Amazonの検索結果とレビューとにらめっこしながら結局その売り場で一番高かったPanasonicのやつを買った。
マイナスイオンだかナノイオンだかよくわからんけど、とりあえず良さげなものがいっぱいついていたし、Amazonのレビューには乾かす時間が短縮されたと書かれてあったので決めた。
そしてさっき使ってみたら、いつもは髪の毛を乾かすのに20分近くかかっていたのが7分で完全に乾いた。
すげえええええええ!!
感動した…
時代の最先端だ…
今までの13分は無駄だったとしか思えない。
時間はお金で買えないけど、少しお金を出せば時間は勝手に生まれるのだということを知りました。

明日は真面目に働いて、土曜日はFLOPPYのワンマンに行く!
東京で行きたいとこいっぱいあるから楽しみ。
来月は楽しいこと沢山あって良い気分のまま一年を終わらすことが出来たらいいな。

久々に日記らしい日記でした。


おわり



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月曜日に元彼と遊びに行って、朝から長い時間一緒にいていっぱい笑ってめちゃくちゃ楽しくて、その反動なのか火曜日から今日までずっとどんよりしていた。
仕事も何だか上手くいかないし(自分の責任ではないと分かっていても頭を抱えたくなる出来事があってソウルジェム濁る…)、対人関係も言いたいことが上手く伝えられなくて、家族とも何だかすれ違っているような、そんな一週間だった。
月曜日までは最高だったのにな〜、何でだろう。

火曜日の仕事帰りに今お付き合いしている人と会う約束をしていたのに相手の仕事の都合で無くなり、口先では「いいよ〜気にすんな〜」と言いながらもやっぱり落ち込むもんは落ち込む。
今は一番仕事が忙しい時期で、それでも何とか時間を作って会おうとしてくれるのは本当に嬉しいんだけど、会いすぎるとその分会えない時間がしんどくなるから会うのもほどほどがよい。
というのは物凄くわがままだと分かってはいても!つらい!さみしい!うおおおおお!!

水曜日も火曜日の落ち込みを引きずり、木曜日は休みで娘の学芸会を観に行った。
学芸会はすごく良かったけど、晩ごはんを食べに行った帰りに本屋に行ったら具合が悪くなって、もう本当についてない。
本屋に行くたびに漫画を買い占めて帰宅するのに何が欲しいのか分からなくて、一冊も買わずに帰宅した。
金曜日になってようやく会えるようになり、帰りに2時間弱だけど一緒にいた。
コメダで食べたあみ焼きチキンサンドが美味しかった。
相手も仕事のストレスで顔がやつれていて、「膝枕して…」と消え入るような声で言われて少しの時間だけどくっついていた。
頭撫でられただけで泣きそうになった。
最近全然泣いてない(と思ったけど月曜日にまどマギの映画を観て泣いたんだった)し、思いっきり声を上げて泣きたい。

でも私の今週のもやもやの原因は多分寒さによるもので、よく考えたら毎年冬は鬱々としていたな〜と思うと全部寒さが悪い!って思えて結構どうでも良くなった。
大事にしてくれる人がいるのにこんなに鬱々としているのは申し訳ないし、家族を巻き込むのも良くないと分かっている。
八つ当たりが出来るような性格でもないし内に内に溜め込んで、どこかで吐き出さないとまた病む!メンヘラ化する!やばい!

と思いながら今日のシネマスコーレのイベントも楽しみにしていたのだけど、14時過ぎまで仕事で意外と疲れてしまい、結局行けなかった。
無理矢理にでも行けば良かったのかな、ってちょっと思ったけど、もう体力も精神力も摩耗してしまったので行ったら行ったでぶっ壊れてしまっていたかも知れない。
せめて晩ごはんは美味しいもの食べようと思って娘をつけめんに誘ったのだが、見事にふられてしまったので一人で食べに行った。
なんだかな〜〜〜〜〜
でも今日は予約していたネバアランドの氷の鐘ワンピースと星とダイヤモンド靴下を取りに行って、たまたま入荷したばかりのカーディガンが買えて、TSUTAYAで15分くらいV系の棚の前でにらめっこしてCDを8枚借りて来れたのでプラスマイナスゼロということにしておきたい。
昨日も会ったけど今日も会いたいと言ってくれる人がいるのは幸せなことだな〜(でも眠いし疲れていたので断った…)。

今月はもう鬱々していてもしょうがないと思うことにする。
来月からは頭を切り替えて行こう。
なのちゃんだけが私の癒やし。

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プロフィール
HN:
原発牛乳
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1984/09/21
職業:
おかあさん
趣味:
おひるね
自己紹介:
かわいい女の子の写真を撮ったり行き過ぎた妄想を小説にしたりしています。
名前はアレだけど別にこわい人じゃないです。
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