猫背から生首まで
最近読む漫画が当たりばかりで、漫画ってすごいな!!って毎回思っています。
絵が描けたら漫画家になりたかった…げんぱつさんの画力…
今日読んだ漫画はこれだ!
大須賀めぐみ「VANILLA FICTION」
自らを「悲観的な妬み屋」と称する小説家、佐藤忍はバッドエンドしか書けない。
作品を映画化やドラマ化されても「飽きられるのも早い」と常に否定的な思考しか出来ない。
そんな彼の前に現れたのは羽根の生えた天使のような(でも何日もお風呂に入っていなくてボロボロの)女の子、エリ。
そしてやたらちゃらちゃらした男、太宰治(偽名)。
この二人の登場で佐藤の日常がどんどん崩壊していく。
私があらすじを書くと大したことないように思えるのですが、この作品、次に何が起きるか分からなくてドキドキします。
さっきまで生きていた重要人物が次のページで死んでたり生き返っていたりするので、えええええ!って絶対言います。
多分3回くらい言いました。
佐藤はピンチに陥ると自身のバッドエンド思考から最悪の結末になるよう事態を導き出し、なんとかそれらを乗り越えていきます。
この作品において大きな鍵となるのがカオス理論。
大きな結果を呼び込むための一つ一つの小さな連鎖、その一つを佐藤とエリはしなければならず、そのための逃避行が始まるわけです。
まず、エリちゃんがかわいい。
いきなりラーメン落として泣くの我慢してるところが最高にかわいい。
「わたし、うそをついたり 物を盗ったり 大きな声を出したり いけないことはやりません。いい子にできます。」
こんなかわいい子にそんなこと言われたら保護しないわけにはいかんだろ…と思います。
そして主人公の佐藤の否定的思考が、結果として良い方向に向かっているところが好きです。
世の中前向き思考で上手く行くことばかりではないです。
後ろ向き、否定的に見えるようなことでも、あとから考えたら結果として前に進んでる、ってこと日常生活の中でもあるじゃないですか。
それをちゃんと描いてるところがいいなあと。
完全に表紙の絵だけで衝動買いしましたが当たりでした。
まだ1巻しか出てないので、続きが楽しみです。
春頃発売だそうです。
感想文になってない気がするけど今日はこれでおわり!
PR
Comment
カレンダー
最新記事
(06/23)
(05/02)
(01/17)
(01/12)
(12/29)
(12/26)
(12/22)
プロフィール
HN:
原発牛乳
年齢:
39
性別:
女性
誕生日:
1984/09/21
職業:
おかあさん
趣味:
おひるね
自己紹介:
かわいい女の子の写真を撮ったり行き過ぎた妄想を小説にしたりしています。
名前はアレだけど別にこわい人じゃないです。
名前はアレだけど別にこわい人じゃないです。
ブログ内検索
最古記事
忍者アナライズ